【あの名作も!?】石川県出身の漫画家と代表作をご紹介します

漫画家 アイキャッチ

いきなりですが皆さん、マンガはお好きですか?

編集長はそれはそれはマンガが大好きで、マンガを読んでいるときは何も手につかないほど没頭してしまいます

そんなマンガ狂な私も若かりし頃は「えっ?このマンガって石川県出身の人が書いたの?」と驚いた作品が多々ありました

そこで今回は石川県出身のマンガ家さんを代表作とあわせてご紹介します

私と同じように驚いてくれると感激です

編集長がオススメする石川県出身マンガ家さんと作品

あなたは石川県出身のマンガ家さんを知ったきっかけがありますか?

編集長は中学校時代に図書館で『石川県出身のマンガ家コーナー』を見たのがきっかけでした

あの頃はマンガという文化にそこまで浸透していなかったのですが、この機会にマンガにどハマりします

そして高校時代に才能が開花し、クラスのマンガ広報部として活動しました

では!編集長がオススメする石川県出身のマンガ家さんをご紹介します

宮下英樹(七尾市出身):代表作「センゴク」

センゴク
センゴク ©︎宮下英樹

1人目は七尾市出身の宮下英樹先生(@sengoku_YM)

七尾高校出身で進学先の富山大学を中退し、アシスタントとして働きつつマンガを投稿し「ちばてつや賞」の大賞を受賞したことをきっかけにプロデビュー

1作目である相撲を題材にした「ヤマト猛る!」の連載終了後、担当者との会話から「新説を取り入れた歴史作品」を描くことを決意

そして代表作となる「センゴク」を2004年4月から連載し現在(2022年2月)も連載中ですが、物語も終盤であり最終回も目前なので今から第1部を読み始めれば全然追いつけます

センゴクは戦国史上最も失敗し挽回した男 仙石秀久を主人公に戦国時代を描く歴史マンガの中でも視点が一風変わったマンガです

あらすじ

時は戦国時代、稲葉山城の戦いで美濃・斎藤家臣だった仙石権兵衛秀久は織田信長に捕らえられ、その部下として織田家中に迎え入れられる。

合戦に明け暮れる過酷な日々の中で権兵衛は、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康ら戦国時代の英傑たちの下で失敗と挽回を繰り返しながら成長してゆく。

Wikipediaより引用

連載開始から現在に至るまで4部作で構成され第1部となる「センゴク」(全15巻)、第2部「センゴク 天正記」(全15巻)、第3部「センゴク 一統記」(全15巻)、第4部「センゴク権兵衛」(連載中,既刊26巻)と総巻数は70巻を迎えています

センゴクのおもしろさは歴史通りに話が進むにも関わらず要所では通説を疑問視し「だがこの通説には疑問が残る」と独自調査で得た結果をもとに新説が描かれていく様子は歴史好きにはたまりません

編集長がセンゴクシリーズで好きな場面はシリーズ第1部「センゴク」の終盤「小谷城の戦い」(羽柴秀吉vs浅井長政)です

あそこは落ち込んだときに読み返しては自分を何度も元気付けた思い出があります

歴史物が好きな方の琴線に触れることは間違いないのでぜひとも読んでいただきたいマンガです

アルコ(小松市出身):代表作「俺物語」

俺物語
俺物語 ©️アルコ

2人目は小松市出身のアルコ先生

アルコという名前の由来は本名のリョウコを変換してRYOUKO→R子→アールコ→アルコになったそうです

そんなアルコ先生の代表作はアニメ化と映画化を成し遂げた「俺物語」(全13巻)です

あらすじ

剛田猛男は高校1年生。身長2m・体重120kg(いずれも推定)。好きになった子は、いつも幼馴染みのイケメン・砂川の方に行っちゃうけど、真っ直ぐで不器用で鈍感で、男子からは超モテモテ! ある朝、通学電車の中で大和凛子を痴漢から救ったことで猛男にも春到来の予感…!? 笑って泣けて、胸キュンも満載の、爆笑純情コメディー!

Amazonより引用

俺物語を初めて読んだとき編集長は少女マンガにもかかわらず腹を抱えるほど笑ってしまいました

1巻を読めば人気が出る理由がよくわかります

猛男の男らしさに惹かれ、砂川のスマートさに惹かれ、そして大和の純粋さに惹かれて、読みながらもう取り戻せない青春時代を思い返してしまいます

もしまだ読んでいない人には読んでほしいですし、特に男性でも楽しめる少女マンガとしておすすめしたい!

そして現在連載中の「消えた初恋」もアッチアチの展開(多くは語らず)で超おすすめです!

永井豪(輪島市出身):代表作「デビルマン」

デビルマン
デビルマン ©︎永井豪

3人目は輪島市出身の永井豪先生

なんとご出身の輪島市には永井豪記念館がありますので、輪島市に赴くことがあればぜひお立ち寄りください

永井豪先生の代表作はたくさんありますが、今回は「デビルマン」(the first 全3巻)をピックアップ!

あらすじ

悪魔の力を得た主人公不動明が、奇怪な能力を持つ敵デーモンとバトルを繰り広げる。 前半はホラー色の強い異色のヒーロー漫画という趣だったが、中盤から物語は一気にスケールアップ、人間を超える者による最終戦争という黙示録的な結末を迎える。

Wikipediaより引用

上記のあらすじを読んだだけでもストーリーの辛さが滲み出ていますが、さらに永井先生特有の勢いのあるイラストが付いて感情移入しやすい環境が整っているため気持ちがかなり落ち込みます(体験談です…)

デビルマンはそのストーリー性から読む人を選ぶ作品だと思っていますが間違いなく一読すべき価値があります

自分の価値観は自分の立場から見れる景色であり、立場が違えば見えてくる景色も変わってきます

考えさせられる内容なので思春期の方に読んでほしい作品です

乃木坂太郎(七尾市出身):代表作「医龍」

医龍
医龍 ©︎乃木坂太郎

4人目は七尾市出身の乃木坂太郎先生

代表作にあげた「医龍-Team Medical Dragon-」(全25巻)はドラマシリーズ化もされた大人気作品です!

あらすじ

天才的な技術を持つ外科医・朝田龍太郎は、医療支援NGOで「医龍 (Team Medical Dragon)」と呼ばれた伝説の医療チームを率いるほどの、世界でも指折りの救急医療の腕を持っていた

しかし、かつての上司や同僚からの反発にあい、全国の病院に朝田を受け入れないように通達が行き渡り、日本に帰国した彼を受け入れる病院はなかった

医師を辞めて東北の寒村に隠れ住むように暮らす朝田を、明真大学医学部助教授の加藤晶が訪ねて来る

心臓の難手術であるバチスタ手術論文を成功させて自分の教授選出を図り、今の大学医療を改革するため、朝田をスカウトに来たのだ

当初、「自分はもう医者ではない」と言い張って朝田は拒否するが、加藤による説得や、気胸で倒れた同僚の里原ミキの救命救急処置を通して医師としての情熱を蘇らせ、心臓外科医として復帰する

Wikipediaより引用

医療に関するマンガなので専門用語がどんどん出てきます

しかし乃木坂先生の卓越した画力や巧みな絵運びで問題なく読み進めることができます

個人的に医龍は何度も読み返すほど大好きな作品なので、少しでも琴線に触れた方はぜひ読んでいただきたい!

ちなみに現在連載中の「夏目アラタの結婚」も恐ろしいほど面白くて最高です!

ちさこ(金沢市出身):代表作「北陸トライアングル」

北陸トライアングル
北陸とらいあんぐる ©︎ちさこ

5人目は金沢市出身のちさこ先生(@chicochisako)

代表作はTwitterでも話題になった「北陸トライアングル」(全6巻)です!(Twitterやってれば知ってて当然ですよね?)

あらすじ

東京にある全寮制の女子高校「私立青葉女学園」に入学したりつ・ひまり・和花の3人

同じクラス、北陸出身、寮も相部屋ということで意気投合するかと思いきや、それぞれの地元愛が強すぎてお互いの地元の良さをアピールし合いながら賑やかな学園生活を過ごしていく

Wikipediaより引用

北陸あるあるを余すことなく堪能できる至高の作品(作中の北陸あるあるをまとめて一気読みするのも良し)

かわいらしいタッチのマンガを読む機会が少ない編集長にとっては貴重なかわいい成分を含んだマンガと言えます(本は持つのがちょっと気恥ずくてKindle版で買いました笑)

残念ながら連載は終了していますがなんと続編とも言える作品が連載中なんです!

そのマンガのタイトルは「おとりよせしまっし!」

タイトルからわかる通り北陸成分たっぷりなので誰しもが楽しめると思います

特に北陸(メインは石川県)から離れて生活している人にオススメです!(作中には8番らーめんも登場します!)

まとめ

石川県出身の漫画家さんを5名紹介させていただきました

今回は私に馴染みの深い方を選ばせていただきましたが他にもヒロユキさん(アホガール、マンガ家さんとアシスタントさんと)や三上小又さん(ゆゆ式)、やまもり三香さん(うるわし宵の月)など多数いらっしゃいます

あなたが読んだことのあるマンガも実は石川県出身の漫画家さんが書かれた作品かもしれません

マンガを楽しむ方法として漫画家さんの背景を知ってみると新しい発見があって病みつきになります

ぜひ気になる漫画家さんを調べてみてください!!